海外留学・研修プログラムを提供するアイエスエイは、TOKIUMの「TOKIUM AI明細入力」を2026年2月に導入し、請求書の仕訳入力にかかる時間を約半年で100時間以上削減した。申請までのリードタイムは、平均数日から即日に短縮した。10月14日、TOKIUMが発表した。
アイエスエイは、1970年の設立以来、小中高生向けの海外留学プログラムや、国内の英語研修、学校の教育支援を手がける。学校や企業など、多くの取引先と連携してプログラムを運営するため、経理が処理する請求書は、月平均で約800件にのぼる。以前は、案件ごとに異なる明細の情報を、目視で確認しながら、1件ずつ手作業で入力していた。作業には多くの時間がかかり、月末に集中して、閑散期に分散させることも難しかった。入力は、アルバイトスタッフが他の業務と並行して担い、勤務日や作業の優先順位によって、後回しになりがちだった。その後に続く、申請者の確認と申請も、思うように進まなかった。
TOKIUM AI明細入力の最大の決め手は、案件ごとに明細の内容が異なる請求書でも、自動で明細を入力できる点だ。AIが修正内容を自動で学習し、使うほど修正の手間が減っていく点も、後押しになった。
使い始めてからは、AIが即座に明細を入力するため、申請者はすぐに確認と申請に取りかかれる。申請までのリードタイムは、平均数日から即日に大きく縮んだ。アルバイトスタッフの入力作業をAIが代替し、この半年間で、作業時間を100時間以上減らした。現在は、アルバイトスタッフに頼らず、申請者だけで一連の作業を完結できる体制が、整いつつある。
お客さまサポートセンターの松永氏は「今後はAIに任せる業務の範囲をさらに広げ、経理業務全体の自動化を推進していきたい」と話す。