成田富里徳洲会病院、全棟にAkerun導入しセキュリティ強化

2024年9月26日17:10|ニュースCaseHUB.News編集部
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 成田富里徳洲会病院は、院内のセキュリティ強化とゾーニング、入退室管理のため、フォトシンスの「Akerun入退室管理システム」を全棟に導入した。9月26日、フォトシンスが発表した。これにより、同病院は、外部からの不正侵入や入院患者の離院、離棟を防止し、安心、安全な病院運営と低コストでのセキュリティ強化を実現した。

 成田富里徳洲会病院は、2015年に千葉県富里市に設立された徳洲会グループの大規模病院。年間5000件以上の救急患者を受け入れるなど、地域医療の中核を担っている。同病院は、駅前に位置し人の往来が多いことから、セキュリティ強化が課題となっていた。特に、夜間における外部からの不正侵入防止、入院患者の離院、離棟防止、薬剤室や医療機器、個人情報などを保管する場所のセキュリティ強化が求められていた。

 これらの課題を解決するため、成田富里徳洲会病院は、サムターン錠に後付け可能な「Akerun Pro」と自動ドアに後付け可能な「Akerunコントローラー」を全棟に導入した。職員用通用口の自動ドアにAkerunコントローラーを導入により、外部からの不正侵入を24時間体制で防止する。

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入院病棟の自動ドアに導入されているAkerunコントローラー

 また、入院病棟の職員用エリアと患者用エリアの境界線に設置された自動ドアにもAkerunコントローラーを導入し、厳格なゾーニングによる入院患者の離院、離棟防止を図る。さらに、薬剤室や執務室、検査室、書類保管庫などの個室にはAkerun Proを導入し、役職や担当業務に応じた解錠権限を設定することで、厳格な入退室管理とセキュリティ強化を実現した。

 Akerunは後付け型のクラウド型入退室管理システムであるため、フロア替えやレイアウト変更が多い病院施設でも柔軟に対応できる。また、従来の有線式の入退室管理システムよりも安価に導入できることもメリットである。

ニュースリリース