サントリー、統合人事システムCOMPANYで全社員型タレントマネジメントを推進

2024年9月9日08:20|ニュースリリース公開日 2024年1月31日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 サントリーホールディングスは、人材の適材配置や自律的なキャリア支援を強化するため、Works Human Intelligence(WHI)の統合人事システム「COMPANY Talent Management」を新たに採用した。WHIが4月25日に発表した。サントリーは今後、人事給与から従業員のキャリアビジョンまで幅広い情報を「COMPANY」で一元管理する。

 サントリーは「人」こそが経営の重要な基盤であるという「人本主義」の考えのもと、従業員一人ひとりの成長とキャリアビジョンを重視した「全社員型タレントマネジメント」を実践している。中長期的な育成計画に基づいた個人の成長、並びに事業・組織の成長を加速させる適材配置を目指している。「全社員型タレントマネジメント」の推進には、人材データ(タレントリスト)の分析や活用が不可欠だが、従来は表計算ソフト等でタレントリストを管理していたため、情報の更新や分析に時間がかかるという課題を抱えていた。

 そこでサントリーは、評価やキャリアビジョン、スキルといったタレントマネジメント領域の情報と併せて人事給与領域の情報を統合的に管理し、横断的かつ即時に参照できるCOMPANY Talent Managementの追加導入を決定した。COMPANY Talent Managementの導入で、サントリーは人事部門と各部門双方で後継者育成状況を把握できるようになり、社内の人材の解像度向上による戦略的な人材発掘と人材育成の実現を目指す。また、従業員、上司、人事担当者が三位一体となってキャリア形成に取り組む「成長ノート」を「COMPANY」上で一元管理し、従業員が参照しやすくすることで自律的なキャリア形成を支援する。

 サントリーホールディングスピープル&カルチャー本部は、「COMPANY Talent Managementを活用し、人事部門で保有するデータを可視化し経営層・他部門と共有していくことで今後の人事改革をより確実に推進していきたいと考えております。全社員型タレントマネジメントにおいて重要な社員の中長期的な育成計画、キャリアビジョンに基づく人事ローテーション等に本システムが貢献してくれることを期待しています」とコメントしている。

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「COMPANY」イメージ画像

ニュースリリースURL
https://www.works-hi.co.jp/news/20240131