ダイキン工業、知財管理システム「IPfolio」で業務効率化

2024年11月29日00:38|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ダイキン工業は知的財産の管理にクラリベイトの「IPfolio」を採用した。2024年11月27日、クラリベイトが発表した。ダイキンはIPfolioを活用することで、知的財産(IP)の最適化を図り、戦略的意思決定の確実性向上と持続可能な成長の実現を目指す。

 ダイキンは空調機器のリーディングカンパニーとして、多くの知的財産を保有している。しかし、知的財産のファイリングやデータ量の増加に伴い、従来の管理体制では業務効率が低下する課題を抱えていた。そこで、より効率的な知的財産管理体制を構築するために、IPfolioの導入を決めた。

 IPfolioは、柔軟性と拡張性に優れたクラウドベースの知的財産管理システム。ダイキンはIPfolioの導入により、知的財産部門の業務効率を最大化し、手作業の削減が期待できる。また、将来的にはグローバルオフィスにおいてもIPfolioを活用し、連携サービスや統合によるコラボレーションの促進を目指す。

 ダイキン工業 知的財産部長の安部剛夫氏は、「知的財産部門がクリエイティブな部門へと変貌を遂げようとしている中で、我々はクラリベイトをパートナーとして迎え、新たなシステムを構築し、知財業務の最適化と革新を目指します。IPfolioは、高い柔軟性とグローバル利用を含む多岐にわたる機能を備え、我々の目的を達成する上で最適なシステムだと考えています」と述べている。

ニュースリリース