JFEエンジニアリング、ゼロトラスト導入でセキュリティ向上と柔軟性確保

　JFEエンジニアリングは、ネットワークセキュリティ強化のため、SASEソリューションである「Cato Cloud」を導入した。9月20日、Cato Cloudの導入を支援したエクサが発表した。

　JFEエンジニアリングは、DX推進を支えるIT基盤の方針として「リモートワークの拡大」と「俊敏性・柔軟性・拡張性の獲得」を掲げている。この実現に向け、セキュリティを担保しつつ、インターネットやネットワークの最適化を実現するため、ゼロトラストアーキテクチャへの転換を進めている。

　JFEエンジニアリングでは、DX推進によるインターネット境界のトラフィック増加やネットワークの複雑化、セキュリティ確保が課題となっていた。そこで、ゼロトラストによるセキュリティ向上と、変化に迅速に対応できる柔軟性、拡張性向上のため、Cato Cloudを導入した。

　導入により、クラウドシステム、オンプレミスシステムを高速かつ快適に利用できるようになった。各種システムへのネットワーク接続が容易になったほか、新事業拠点における拠点ネットワーク設立の容易化、俊敏性の向上も実現した。ゼロトラスト・ネットワークアーキテクチャを志向することで、ITセキュリティ事故の発生リスクも低減した。

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