名鉄百貨店、LINE活用プラットフォーム導入でクーポン利用3倍増

2024年11月13日22:38|ニュースCaseHUB.News編集部
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 名鉄百貨店はLINEを活用したマーケティングプラットフォーム「MicoCloud」を導入し、来店促進にLINE限定クーポンを活用した施策を展開している。2024年11月13日、Micoworksが発表した。導入3ヶ月でクーポン利用数が約3倍に増加するなど、デジタル販促活動の効果を実感している。

 名鉄百貨店は名古屋鉄道グループの中核を担う地元百貨店として、50代〜70代の顧客層を中心に事業展開している。従来は新聞折込広告やダイレクトメール(DM)を中心とした集客施策を行ってきた。しかし、インターネットを日常的に触れる生活者の行動変化を受け、次世代顧客への訴求としてデジタル集客施策の強化を図っている。

 あらゆる年代において利用率が高いコミュニケーションアプリLINEを活用し、情報発信と来店促進を行うため、MicoCloudを導入した。MicoCloudは、企業と顧客のコミュニケーションを最適化するLINEマーケティングプラットフォームである。LINE公式アカウントを高度に拡張した機能に加え、マルチチャネルでデータを収集し、顧客にとって最適なコミュニケーションを可能にする。

 顧客の来店促進を目的として、LINE友だち限定クーポンを活用した集客施策を実施した。クーポンの利用期間をハウスカード会員のポイント率アップの優待期間と重ねることで、相乗効果を狙った。導入3ヶ月でLINE限定クーポンの利用数が約3倍に増加しており、LINE公式アカウントに登録している顧客の来店数の増加に寄与している。

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MicoCloud導入後の成果

 名鉄百貨店のLINE公式アカウントの友だち数は、MicoCloud導入時の約3.2万人から、導入3ヶ月時点で4.8万人に増加した。デジタルチャネルの成長により、名鉄百貨店はより多くの顧客に対してリアルタイム性を活かした情報発信が可能になった。 

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