トライアル、NECの顔認証技術で安全・便利な街づくりへ、宮若市の複数施設で実証実験

2024年9月9日08:20|ニュースリリース公開日 2024年1月23日|ニュース
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 2024年1月23日、トライアルホールディングスは、NECと共同で顔認証技術を活用した決済と入場管理の実証実験を福岡県宮若市の複数施設で順次開始することを発表した。顔認証による決済と入場管理により、顧客の利便性向上と安全・安心な街づくりを推進する。

 トライアルは、IoTやAIを活用したスマートストアを全国展開している。2020年9月には宮若市と官民連携協定を締結し、リテールDXタウンとして街づくりを進めている。NECは、生体認証を活用した共通IDで、一貫した顧客体験を提供する共創活動の「NEC I:Delight」を展開し、安全・安心な社会の実現を目指している。

 今回の実証実験では、トライアルが運営する宮若市のスーパーマーケット「トライアルGO脇田店」とレストラン「グロッサリア脇田店」で顔認証決済を、AI開発センター「MUSUBU AI」、AIデバイス開発センター「TRIAL IoT Lab」、従業員寮「T MAISON WAKITA」で顔認証による入場管理を実証する。対象はトライアル、NEC、およびトライアルの取引先企業の約500名。期間は2024年1月末から2月中旬まで。

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トライアルGO脇田店での顔認証決済のイメージ

 顔認証を共通IDとしてさまざまなサービスをシームレスにつなぐことで、利用者は顔情報を一度登録するだけで、複数の施設で顔認証を利用できる。

 トライアルは今後、顔認証技術を活用したサービスの対象を顧客に拡大し、新たな購買体験の提供とさらなる利便性の向上を目指す。また、宮若市内の他の施設や、別のエリアでも顔認証技術の活用を拡大し、安全・安心・便利な街づくりを推進していく。 

ニュースリリースURL
https://jpn.nec.com/press/202401/20240123_01.html