東ソー、OpenTextのクラウドアーカイブ採用でSAP基盤のガバナンスと運用を強化

2025年11月11日21:47|ニュースCaseHUB.News編集部
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 東ソーは、OpenTextのクラウドアーカイブソリューション「OpenText Core Archive for SAP Solutions」を採用した。11月11日、OpenTextが発表した。SAPが提供する「SAP S/4HANA Cloud」を中核とするビジネス変革支援パッケージ「RISE with SAP」の導入に伴い、シームレスな連携を評価した。クラウドベースの同ソリューションを活用することで、ガバナンスの維持、運用負荷の軽減、高度なセキュリティ対応が可能になることを目指す。

 大手総合化学メーカーである東ソーは、持続可能な企業を目指し、グループ全体で経営管理の高度化と業務プロセスの標準化を推進している。その一環としてRISE with SAPを導入し、ビジネス変革を進めている。

 従来からOpenTextのアーカイブ製品を利用していた東ソーは、今回のSAP環境の刷新にあたり、SAP環境に最適化されたクラウドアーカイブソリューションとしてOpenText Core Archive for SAP Solutionsを選定した。

 選定理由としては、SAPとの安定した接続性や、データの改竄防止機能によるガバナンスの維持を評価した点が挙げられる。また、クラウド型への移行によって運用負担の軽減が図れる点も採用の決定要因になった。

 今回の採用について、東ソーの西村光浩執行役員IT統括部長は、「当社では従来OpenTextのアーカイブ製品を利用しており、今回、SAPとの安定した接続性や改竄防止機能によるガバナンスの維持、運用負担の軽減が図れる点を評価し、クラウド型ソリューションへの移行を決定した。今後の更なる業務最適化に期待している」とコメントしている。

ニュースリリース