ファイントゥデイ、Oracle Fusion Cloudで基幹業務を最適化

2025年2月21日22:38|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

 ファイントゥデイが、エクサの伴走型サポートを受け、「Oracle Fusion Cloud Applications」を中心とした基幹システムの運用・保守を強化する。2月21日、エクサが発表した。

 ファイントゥデイは、「世界中の誰もが、素晴らしい一日を紡ぎ、いつまでも美しく、豊かな人生を送れるようにする」というパーパスを掲げ、アジアを中心にグローバルな事業展開を進めている。同社は資生堂からパーソナルケア事業を引き継ぎ、2021年7月より事業を開始した。

 ファイントゥデイでは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速を目指すIT本部が、ビジネス視点を重視し、ITサービスを主体的に管理する方針を採っている。グローバルな事業戦略を迅速に実行するため、クラウドERPを採用した新基幹システムを構築したが、新たに採用したソリューションの運用・保守に関する技術的な知見が十分ではなかった。

 そこで、エクサから伴走型のサポートを受けることで、ERPやSCM、EPM、FINといったOracle Fusion Cloudのモジュール全般にわたる最適な運用・保守を実現し、最適化を進めている。エクサは、JFEスチールを母体とし、キンドリルジャパンを親会社に持つITサービス会社で、Oracle基幹システムの運用・保守における伴走型サポートを提供している。

 今回のソリューション導入により、国内マザー工場にグローバルで統一されたERP/FINの標準モデルを展開。IT本部スタッフがIT戦略の実現に注力できる体制を整備した。ファイントゥデイは、共通プラットフォームの整備とITサービスの内製化を課題としていたが、エクサのサポートによりこれらの課題解決を図っていく。

ニュースリリース