マンチェスター・ユナイテッドがチームビューワーの企業向けリモートアクセスソリューション「TeamViewer Tensor」を導入し、クラブ全体のデジタル化を推進している。2023年10月24日、チームビューワーが発表した。
同クラブでは、アナリストとコーチング・チームが常に最高の状態で試合に臨むため、データを活用し試合前後のパフォーマンスを分析している。しかし、移動中に大容量ファイルにアクセスする際、別の場所や外付けドライブに保存、アップロード、保管するのに多大な時間を要することが課題となっていた。
TeamViewer Tensorの導入により、チームは世界中のどこからでもマンチェスターにあるサーバーファイルに迅速かつ安全にアクセスできるようになった。これにより、移動中やアウェイ試合時のトレーニング教材やパフォーマンスデータへのアクセスに関するアナリストの不安も解消された。
さらに、同ソリューションを活用し、選手専用ジムのビデオウォールディスプレイのコンテンツをリモートで管理・変更できるようになった。コーチング・チームは、ジムセッション中に選手に集中してもらいたい特定のコンテンツを表示させることが可能となった。
マンチェスター・ユナイテッドのパフォーマンス・アナリシス責任者であるポール・ブランドは次のように述べている。「試合前に多くのことを検討し、準備する必要があるため、迅速かつ信頼性を持って、安全に、トレーニング教材やビデオにアクセスする必要がある。移動中にトレーニング教材に簡単にアクセスできるため、試合の戦略に集中する時間が増えた」
同クラブはまた、世界中の多くのサポーターに向けて、試合当日の写真をより迅速に届けるため、メディアチームがチームビューワーのテクノロジーを活用している。これにより、写真のアップロードに必要な時間を5分から1分未満に短縮することができた。
ニュースリリースURL
https://www.teamviewer.com/ja/global/company/press/2023/manchester-united-3-by-teamviewer/