中津川市教育委員会、クラウドストライク導入で高度化するサイバー攻撃に備え

2024年9月9日08:25|ニュースリリース公開日 2024年2月14日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 中津川市教育委員会は、CrowdStrike Falcon Completeを導入し、教育委員会および教育現場の教職員が使用する端末をサイバー攻撃から保護する体制を強化した。2024年2月14日にクラウドストライクが発表した。

 中津川市教育委員会では、システムのクラウド化を進めており、職員室だけでなく教室や自宅など場所を問わずデバイスを使用できる環境整備に取り組んでいる。 しかし、セキュリティ上の脅威が増大する中、従来型の対策では不十分であると考えていた。さらに、近隣自治体の教育委員会がランサムウェア攻撃を受け、システム障害が発生した事例も踏まえ、エンドポイントセキュリティ対策の見直しを迫られていた。

 そこで、10年以上前に導入した従来型のアンチウイルスに代わり、クラウドベースの最新環境に適合したCrowdStrike Falcon Completeを導入した。選定理由としては、Endpoint Detection and Response(EDR)と次世代アンチウイルス(NGAV)を含む最新の保護ソリューションに加え、Managed Detection and Response(MDR)も統合されたパッケージ製品であることがある。

 また、セキュリティの専門家でなくても継続的な運用が可能で、運用コストが低い点も評価した。 教育委員会には専任のセキュリティ担当者はいないため、IT業務と兼務する担当者が2、3年ごとに交代しながら運用を行う。 Falcon Completeは、CCFA/CCFRの認定を受けたエキスパートで構成されるチームが24時間365日体制でサポートを提供するため、専門知識がない担当者にも運用を任せられる。さらに、ForresterやGartnerなどの第三者機関からの高い評価も選定の決め手となった。

 中津川市役所 教育委員会事務局 教育企画課の小川大貴氏は、「クラウドストライクは展開も簡単で、その後の監視プロセスも全てお任せできるため、私たちはほとんど何もすることがありません。緊急時の隔離対応もクラウドストライクが行い、何かを検知した際にもクラウドストライクから連絡をもらえるため、私たちは最終判断を行うだけで良いのです」とコメントしている。

ニュースリリースURL
https://www.crowdstrike.jp/press-releases/crowdstrike-falcon-complete-protects-devices-used-by-school-boards-and-school-staff-from-cyberattacks/