SGホールディングスグループは、DX推進における企画力の強化を目的に「TECH PLAY Academy」を採用した。6月5日、TECH PLAY Academyを提供するパーソルイノベーションが発表した。
物流業界が直面する「2024年問題」や人材不足といった社会課題に対応するため、SGホールディングスグループではDXを活用した業務改革や既存社員の再教育に積極的に取り組んでいる。2025年度からは新中期経営計画のもと、「ソリューション人材」の育成を人事戦略の柱に据え、特に物流の自動化・省人化を担うDX人材の強化に注力している。こうした事業環境と経営方針のもと、同グループは若手・中堅社員のDX企画力を高めるため、実践型のオーダーメイド研修であるTECH PLAY Academyの導入を決めた。
導入に際しては、複数の研修会社に声をかけ、TECH PLAY Academyは提案力や柔軟なカリキュラム対応、スピード感に優れていた点が選定理由となった。経営企画部担当部長の中川淳氏、経営企画部主任の中村哲人氏は「若手・中堅層のDX企画力を育成するため、複数の研修会社に声をかけた中で、提案力や柔軟なカリキュラム対応、そしてスピード感に優れていたTECH PLAY Academyの研修を導入した」と述べている。
研修は2024年7月24日から11月20日まで全6回にわたり実施され、グループ内から選抜された25名が参加した。チームごとに新規事業の企画・提案までを行う実践型プログラムとなっており、受講後のアンケートでは満足度100%という高い評価を得た。参加者からは「実践的で非常にためになった」「顧客視点の考え方が印象的だった」といった声が寄せられており、営業など事業開発以外の部門にとっても実務に結びつく学びの多いプログラムだったと評価されている。
今回の研修では、顧客視点を起点に課題の質を高めていくプロセスを重視し、より良い企画を生み出すための基礎力を養った。本研修はあくまでスタート地点と位置付け、今後はここで生まれた企画を実際の事業化につなげていくことを目指す。
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