ライフドリンク カンパニー、日報管理デジタル化で年間1348時間削減

2024年9月9日08:40|ニュースリリース公開日 2024年5月16日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ライフドリンク カンパニーは、営業活動における日報管理のデジタル化を目的に、NTTデータ イントラマートの営業支援ツール「DPS for Sales」を採用した。5月16日、NTTデータ イントラマートが発表した。

 ライフドリンク カンパニーは、全国10か所に自社工場を持ち、ミネラルウォーターや茶系飲料、炭酸飲料を少品種大量生産で製造・販売している。2021年12月に東京証券取引所に上場し、2023年6月にはプライム市場に区分変更した。

 上場準備の過程で、同社は販売管理や生産管理などの基幹システムの刷新をはじめ、社内の情報を統合する基盤の整備に取り組んでいた。その一環として、営業活動に伴う報告やその取りまとめの業務効率化が課題となっていた。

 従来はExcelを用いて複数の営業パーソンがそれぞれ記載し、社内のファイルサーバーに格納していたため、点在した情報を手作業で集約する営業事務に大きな負担が生じていた。また、集約業務の属人化から、担当者の休暇等に伴う遅延リスクも抱えていた。

 これらの課題を解決するため、同社は日報管理のデジタル化・自動化によるペーパーレス化や情報の一元管理を目指し、DPS for Salesを採用した。選定理由として、①既存の業務システムのプラットフォームとして運用するintra-martと柔軟に連携できること、②パッケージの標準機能でノンカスタマイズでも運用が可能なこと、③シンプルかつ必要十分な機能を備えつつ低コストで導入が可能なことの3点を挙げている。

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本システムの全体像

 導入の結果、日報管理のデジタル化による営業パーソンの生産性向上で年間約1348時間の業務工数削減を実現した。また、取引先や商談期間などの条件に基づく情報の一覧表示が可能となり、戦略的な営業活動が可能になった。さらに、RPA連携によって日報の取りまとめに伴う作業を自動化し、営業事務の負担軽減にも成功した。

ニュースリリースURL
https://www.intra-mart.jp/topics/006601.html