アルコニックスがクラウド型ワークフロー「X-point Cloud」を導入し、グループ全体の申請決裁業務の効率化と標準化を実現した。2023年9月、システム提供元のエイトレッドが発表した。
非鉄金属業界で総合ソリューション企業として知られるアルコニックスは、グループネットワーク構築に際し、紙帳票の多さや申請決裁業務の標準化、アナログな業務スタイルの刷新といった課題を抱えていた。これらを解決するため、クラウド型ワークフローシステムの導入を決定した。
システム選定では、ユーザビリティの高さや馴染みやすいUIが評価された。また、同社が既に導入していたグループウェア「サイボウズ Garoon」との連携サービスが決め手となった。
現在、アルコニックスではグループ17社、約40部署でX-point Cloudが利用されており、60種類以上の申請書が電子化されている。これにより申請業務に要する時間が従来の約1/3に短縮され、グループ全体の業務効率化と生産性向上につながっている。
さらに、M&Aで傘下に収めた17社へのシステム展開により、申請業務の標準化も達成した。各社でバラついていた業務フローや決裁権限を統一し、グループ全体の内部統制を強化した。
加えて、サイボウズ GaroonのトップページにX-point Cloudを組み込む形でシステムを展開したことで、グループウェアの利用率も大幅に向上。掲示板などの機能活用も進み、アナログな業務スタイルからの脱却も進んでいる。
ニュースリリースURL
https://www.atled.jp/news/20230915_01/