ランドマーク税理士法人、入退室管理の自動化でガバナンス強化 残業時間を削減

2026年1月29日00:27|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ランドマーク税理士法人は、Photosynthが提供する入退室管理システム「Akerun入退室管理システム」を全15拠点に採用した。1月28日、Photosynthが発表した。秘匿性の高い個人情報を扱う士業事務所として、金融機関と同水準のセキュリティ体制を構築するとともに、勤怠管理システムとの連携によって労務管理の精度向上と働き方改革を推進する。

 ランドマーク税理士法人は首都圏を中心に15拠点を展開し、従業員600名以上を擁する資産税特化型の税理士法人だ。相続税申告で約1万件の実績を持つ同法人では、膨大な個人情報を扱う立場から、物理的なセキュリティ対策とガバナンスの強化が最重要課題となっていた。また、全社的な働き方改革を進める中で、従業員の就業意識の改善や労務管理の効率化を支えるソリューションを求めていた。

 採用にあたっては、入退室ログを確実に記録・管理できる点に加え、既存の勤怠管理システム「KING OF TIME」と連携可能な点を高く評価した。また、全拠点の入退室権限を一元管理できることや、警備会社のシステムと比較してランニングコストを抑えられるといった費用対効果の高さも選定の決め手となった。

 導入の結果、執務スペースへの入退室ログの取得や権限管理が厳格化され、金融機関レベルのセキュリティ環境が整備された。運用面では、社員証をICカード化し、Akerunでの入退室と同時に勤怠打刻が行われる仕組みを構築。これにより、従業員の打刻漏れや不正な居残りといった課題が解消された。人員増などの施策とあわせ、繁忙期に最大70から80時間あった残業時間を10時間程度までに削減できた。

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ICカード化した社員証で解錠と打刻を同時に実行

 複数拠点にわたる管理業務も効率化された。管理画面から全拠点の状況を把握できるほか、従業員は1枚の社員証で必要に応じた拠点間の移動が可能になった。さらに、物理的な施錠管理が徹底されたことで、組織全体のセキュリティ意識の向上にもつながった。

 ランドマーク税理士法人代表社員の清田幸弘氏は、「税理士法人は秘匿性の高い情報を扱うため、金融機関並みのセキュリティレベルを作る必要があった。Akerunの導入により、入退室が確実に管理されるようになり、お客様の情報が守られている安心感のある環境に変わった。勤怠管理の精度も格段に上がり、従業員の働き方の改善にもつながっている」としている。

 今後は、さらに利便性を高めるため、ビルに既設されている埋め込み型の入退室システムとの連携などにも期待を寄せている。同法人は、最新のITインフラを基盤に、より信頼されるガバナンス体制の構築と、さらなる業務効率化を追求していく。

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