栗原精機、営業代行サービス活用で展示会依存を脱却 精密加工の新規受注2件

2026年3月3日23:05|ニュースCaseHUB.News編集部
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 栗原精機は、新規顧客開拓の強化を目的に営業代行・マッチングサービス「Eigyo Engine」を採用した。3月3日、Eigyo Engineを提供する営業製作所が発表した。展示会や紹介に依存していた従来の営業スタイルを刷新し、狙うべきターゲットを明確化した新たな営業手法を確立した。導入後、すでに新規顧客2社からの受注に成功しており、単発型ではないリピート取引を生む営業基盤への転換を図る。

 埼玉県川口市に拠点を置く栗原精機は、医療機器や工作機械、光学機器などの精密機械加工を手がける製造業企業だ。約半世紀にわたる高精度加工技術と最新設備を強みとし、アルミやステンレス、真鍮など幅広い材質の複合加工に対応している。

 同社では長年、新規顧客の獲得を展示会への出展や既存ネットワークからの紹介といった間接的な活動に頼ってきた。しかし、こうした手法は成果の再現性が低く、新規案件の獲得が安定しないことが長年の課題だった。また、社内でも営業活動の強化を模索していたが、具体的なアプローチ設計やノウハウが不足しており、どのように新規開拓を進めるべきか明確な方向性を見出せずにいた。

 Eigyo Engineの採用にあたっては、知人の加工企業による利用実績があったことへの信頼感に加え、製造業特有の技術ニーズを理解した上でターゲット選定から商談創出までを伴走型で支援できる点を評価した。検討段階ではコスト面での不安もあったが、単なるアポイント獲得ではなく、自社の強みを理解した精度の高い商談機会を得られると判断し、導入を決めた。

 Eigyo Engineは、製造業に特化した180万社のデータベースと60万件以上のリサーチタグを活用するサービス。業界やエリアだけでなく、加工方法や材質、外注状況といった詳細な項目でターゲットを絞り込める。さらに、製造業に精通した専任リサーチャーが候補企業へ直接ヒアリングを行い、顧客の技術力と合致する案件を厳選して紹介する仕組みを備えている。

 導入後の成果として、栗原精機では創出された商談の質の高さを挙げている。従来の営業代行のイメージとは異なり、的外れな商談が少なく、精度の高いマッチングが実現した。これにより、新規顧客2社との契約に至っただけでなく、その後も複数回の継続的な発注を獲得するリピート案件へと発展した。現在は見積進行中の案件も複数生まれており、新規営業に対する確かな手応えを得ている。

 栗原精機の担当者は、営業代行は無闇にアポイントを取るイメージを持っていたが、実際には的外れな案件はほぼなかったと振り返る。アポイントから受注につながる確率も高く、すでに受注した2社から継続して発注を得られたことに大きな価値を感じていると話す。今後はサービスを通じて時間を有効活用しながら、さらなる顧客拡大と売上の向上を目指す。

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