さわやか、全35店舗に原価分析システムを導入 提供品質のばらつきを可視化

2026年5月19日11:46|ニュースCaseHUB.News編集部
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 さわやかは、全店舗で一貫した品質提供を実現することを目的に、Goalsが提供している「HANZO 原価分析」を採用した。5月19日、Goalsが発表した。食材の使用量のばらつきによる原価差異を可視化し、顧客満足度のさらなる向上につなげる。

 さわやかは、静岡県を拠点に「炭焼きレストランさわやか」を35店舗展開している。一般的に飲食店舗では、食材の変更やオペレーションのわずかな違いにより、レシピ通りの分量と実際の使用量との間に原価差異が生じることがある。しかし、多忙な現場においてどの店舗のどの食材で差異が出ているかを正確に把握するには、仕入れ、売上、棚卸といった膨大なデータを横断的に分析する必要があり、詳細な把握は困難とされてきた。

 こうした中、さわやかでは「安全・健康・元気の出るおいしさ」という提供価値を揺るぎないものとするため、原価差異の見える化に取り組むことを目指し、今回のシステム導入を決めた。

 HANZO 原価分析は、食材ごとの分量や理論原価を設定したメニューレシピデータに加え、売上やPOSデータなどの販売管理、仕入れ、棚卸データを連携することで、店舗別や食材別に理論原価と実原価の差異を可視化するクラウドサービス。原価差異の可視化により、店舗での使用量のばらつきによるものなのか、仕入れ価格の変動によるものなのか、要因を分析できるようになる。

 店舗向けの画面では、設定した原価差異の幅に応じたランク表示や、差異の大きい品目順の表示が行われる。これにより、店舗評価の基準に原価差異を含めることが可能となり、原価改善や、正しくオペレーションを行っている店舗を適切に評価できるようになる。

 原価差異を適切なタイミングで把握することにより、メニューごとに定められた食材使用量のばらつきを抑えた安定したメニュー提供が可能となり、サービス品質の維持と利益向上の両立につながる。また、レシピ分量に基づいたオペレーションが定着することで現場の属人性が低減され、結果として従業員の働きやすさの向上にも寄与する。

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