インフォマティクス、商談議事録作成工数50%削減 Salesforceへの登録数も2割増

2026年4月10日11:11|ニュースCaseHUB.News編集部
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 インフォマティクスは、営業活動の可視化とデータドリブンな組織変革を目的に、Salesforce入力エージェント「bellSalesAI」を採用した。4月8日、提供元のベルフェイスが発表した。商談の要点整理や議事録作成にかかる工数を約50%削減したほか、対面営業活動のSalesforceへの登録件数が前年同期比で約20%増加した。

 GIS(地理情報システム)や空間情報システムの開発・販売を手がけるインフォマティクスでは、事業拡大に伴う営業活動量の増加に対し、現場の課題が深刻化していた。商談ヒアリング項目のルールが不明確でSalesforceへの入力品質にバラつきがあることや、優秀な担当者のノウハウが属人化したまま組織に蓄積されないといった状況が続いていた。こうした「Salesforceを導入しているのに活用しきれない」課題を打破するため、AIによる自動記録と構造化が可能なシステムの導入を決めた。

 bellSalesAIの採用にあたっては、書き起こしが不完全な状態でも商談の要点を整理できる要約精度の高さを評価した。また、既存のSalesforce環境とシームレスに連携し、登録情報を翌日の営業日報として自動通知できる仕組みや、商談内容を分析可能な構造化データとして蓄積できる点も決め手となった。

 導入後は、AIが商談内容をヒアリング項目に沿って自動要約・整理することで、入力に対する心理的ハードルが下がり、データ蓄積が加速している。未ヒアリング項目の可視化により、担当者自身が商談の抜け漏れに気づける環境も整い、組織全体の商談品質が向上した。

 インフォマティクス経営管理部情報システムグループチームリーダーの高橋智成氏は、「単なる入力効率化ツールではなく、組織的にナレッジを蓄積するためのデータ基盤として、今後は蓄積したデータのAI分析にも取り組んでいきたい」としている。今後はAgentforceの試験導入も進め、過去の商談履歴分析や引き継ぎ資料の自動作成など、データ活用のさらなる高度化を検討していく。

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