UBE、運転管理システムの入力ミスを抑制 製造現場のDXと業務高度化を推進

2026年4月10日11:08|ニュースCaseHUB.News編集部
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 UBEは、製造現場の労働生産性向上を目的に、AI型デジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」を採用した。4月8日、テックタッチが発表した。新規導入した運転管理システムの定着化を図ることで、製造現場におけるDXと業務の高度化を推進する。

 総合化学メーカーであるUBEは、中期経営計画において「DXの推進による企業価値の向上と顧客価値の創出」を掲げ、10の領域で変革を進めている。その一環として、製造現場の作業記録や点検記録を一元管理する「運転管理システム」を導入した。しかし、標準フォーマットへの入力漏れや操作ミスが多発し、導入効果を十分に享受できていない状況にあった。また、マニュアル作成や問い合わせ対応がシステム管理者に集中していたため、管理者の負担を軽減しながらシステムを定着させる仕組みを模索していた。

 テックタッチの採用にあたっては、システム本体を改修することなく、画面上に操作ガイドや入力ルールを直接表示できる手軽さが最大の決め手となった。ノーコードで直感的にガイドを作成できる操作の容易さに加え、表示条件を細かく設定できる柔軟性も評価した。現場担当者が業務状況に応じて迅速にガイドを更新できるため、IT部門に依存しない運用が可能となっている。

 導入の効果として、リアルタイムでの入力ルール表示によりミスが抑制され、運転管理システム内のデータ活用が促進された。管理者によるルール周知や問い合わせ対応に要していた時間も削減され、生産管理業務や新たなDX施策の立案といったコア業務への注力が可能になった。

 UBE 宇部事業所の現場DX推進担当者は、「IT部門を介さず現場担当者自身がガイドを改善できる点が、スピードの求められる製造現場にマッチしている。今後も業務の変化に応じて改善を続け、他システムへの展開も期待している」とコメントしている。

ニュースリリース