パナソニックハウジングソリューションズ、生成AI活用で業務革新を推進 企画・営業効率化

2026年1月19日22:21|ニュースCaseHUB.News編集部
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 パナソニックハウジングソリューションズは、生成AIの業務活用を促進し、業務革新を加速させるため、アンドドットが提供する生成AI活用ワークショップ「AXプロデュース」を実施した。1月19日、同プログラムを提供するアンドドットが発表した。受講した21名の参加者全員が満足と回答しており、今後は住宅関連市場における競争力強化に向けて、全社的なAI活用を推進する考えだ。

 パナソニックハウジングソリューションズは、住宅設備や建材などを手掛けるパナソニックグループの企業だ。同社では、住宅関連市場における競争力強化と業務革新を目指し、企画やマーケティング、営業企画部門を中心とした社員を対象に今回のプログラムを実施した。実施の背景には、社員のAIに対する高い関心と、本格的な業務利用に向けた課題があった。事前の調査では、参加者の40%が既に業務で生成AIを頻繁に利用していた。一方で、生成された情報の正確性や独自性の判断、情報漏洩のリスク管理、リテラシーの習得が大きな懸念事項となっていた。こうした実践意欲とリスク懸念のギャップを埋めるため、体系的な学習の場を設けることを決めた。

 AXプロデュースの採用にあたっては、単なる知識の提供にとどまらず、現状分析から戦略策定、実務への実装までを一貫して支援する伴走型のスタイルを重視した。プログラムは、AIリテラシーの構築、住宅・建築業界に特化したアイデア創出、そして高品質な応答を引き出すプロンプトデザインの習得という三つの主要テーマで構成されている。特に、業界特有の業務プロセスに即した具体的な活用案を策定できる点や、個々の業務課題を解決するための構造型プロンプトを設計できる実践的な内容を評価した。

 ワークショップの成果は、定量・定性の両面で顕著に現れた。事後アンケートでは、参加者21名全員が内容に対して「満足」または「やや満足」と回答し、満足度100%を達成した。難易度についても85.7%の参加者が「ちょうど良い」と回答しており、参加者のスキルレベルに合わせた内容であったことが裏付けられた。自由記述では、従来の知識偏重型な研修とは異なり、具体的な活用イメージを持てたとする声が多く上がった。

 これまでは自己流で限定的な使い方をしていた社員も、体系的なスキルを習得したことで、今後の業務効率が大幅に向上すると確信した。ある参加者は、従来のAI研修では知識は得られても具体的な活用イメージが持てなかったが、今回のワークショップは実践的なアイデア出しまで行えたため、今後の業務活用に非常に有益だとしている。別の参加者も、できることが増えたことで業務効率が上がるとコメントしている。

 パナソニックハウジングソリューションズは、今回のワークショップで得られたノウハウを基に、引き続きAIを前提とした組織への変革を進める。今後は、事務作業の効率化だけでなく、市場分析や商品企画、営業戦略といったより高度な領域でのAI活用を深めていく方針だ。アンドドットは、今後も企業特有の業務プロセスやニーズに対応したソリューションを提供し、AIによる事業創出と持続可能な組織運営をサポートしていくとしている。

ニュースリリース