チカク、生成AIボット活用で顧客対応を強化 購入前の不安解消やサポート体制を迅速

2026年2月9日20:22|ニュースCaseHUB.News編集部
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 チカクは、顧客からの問い合わせ対応体制の強化を目的に、ソラコムの生成AIボットサービス「Wisora」を採用した。2月9日、ソラコムが発表した。生成AIを活用することで、製品購入前の不安や購入後の疑問を早期に解消し、利用者がより安心して製品を利用できる体験の提供を目指す。

 チカクは、高齢者が普段使用しているテレビでスマートフォンから送られた動画や写真を視聴できる「まごチャンネル」や、ビデオ通話・見守り機能を備えた「ちかく」を展開するエイジテックスタートアップだ。同社は「高齢者も使える」ではなく「高齢者が使える」プロダクトを追求しており、高齢者とその家族にとって使いやすく安心できるサービスの提供に取り組んでいる。

 今後のサービス展開を見据え、サポート業務のさらなる充実が課題となるなか、チカクはWisoraの導入を決定した。選定の決め手となったのは、AIに関する専門知識がなくても、サポート担当者が直感的にチャットボットを作成・運用できる操作性の高さだ。また、短期間でLINE公式アカウントに組み込めるスピード感も評価された。同社はすでに通信分野でソラコムのサービスを活用しており、販売後のサポート業務まで含めた一貫した体制を同社のサービスでカバーできる点もメリットになった。

 Wisoraは、WebサイトのURL指定やファイルのアップロードだけで自動学習を行い、迅速にボットを構築できるサービス。会話ログの分析を通じて継続的に精度を改善できるほか、話し方やデザインのカスタマイズにも対応している。チカクではこの機能を活用し、あたかも経験豊富なスタッフが加わったかのようなサポート体制を早期に実現した。

 新システムの導入で、利用者はLINEを通じて「いつでもすぐに聞ける」環境が整った。これにより、顧客の安心感向上につながっている。今後は継続的にボットの改善を行い、より分かりやすいサポート体験の提供を目指す方針だ。

 チカク代表取締役の梶原健司氏は、「Wisoraは、サポート担当メンバーだけで簡単にボットを作成でき、すぐにLINE公式アカウントへ組み込める点が採用の決め手となった。短期間で導入できたことで、AIチャットボットをサポートチームの一員として活用できている。今後も継続的に改善を行い、お客様にとってより安心できるサポート体験を提供していきたい」としている。

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