住信SBIネット銀行、Datadog採用でクラウド勘定系システムの継続的な安定稼働目指す

2026年2月9日20:23|ニュースCaseHUB.News編集部
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 住信SBIネット銀行は、Datadogのオブザーバビリティ/セキュリティ統合プラットフォーム「Datadog」を採用した。2月9日、Datadogを提供するDatadog Japanが発表した。2028年初頭までに勘定系システムをAWSのクラウド環境に移行する予定で、この新たな環境でミッションクリティカルなシステムのレジリエンスを確保し、継続的な安定稼働を目指す。

 住信SBIネット銀行は、800万人を超える顧客を抱える。迅速かつ柔軟なサービスの提供をさらに強化するため、日本IBMのオープン系勘定系システム「NEFSS」をベースとする中核システムを、アマゾン ウェブ サービス(AWS)上のクラウド環境へ移行することを決定した。

 新たな環境を支える基盤としてDatadogを選定した背景には、同行内ですでに多くのシステム監視に同プラットフォームを導入し、成果を上げてきた実績がある。Datadogの活用により、応答速度やエラーといった顧客サービスに直結する主要指標を可視化し、改善対象を迅速に特定できる環境を整備してきた。また、運用面では、従来課題となっていたアラート管理が大幅に改善されたという。大量の通知による情報過多や、夜間・週末における低優先度アラートへの対応といった「アラート疲れ」を軽減。複数の監視ツールをDatadogへ集約したことで、インシデント対応に要する時間を短縮し、運用コストの削減とチーム間の連携強化も実現している。

 システム運営部長の佐藤武氏は「デジタルバンクにおいてシステムの安定性と俊敏性は極めて重要。AWSとの高度な連携が可能なDatadogにより、影響分析に要する時間が従来の60分から約5分まで短縮した事例もあり、迅速な対応と高品質なサービス提供を両立できている。勘定系システムのクラウド化においても、Datadogを採用することで高品質なサービスを安定的に提供したい」と話している。

 今後は、勘定系システムの移行を進めるとともに、Datadogを通じて収集したデータを活用し、AIによる予兆検知や自動リソース最適化を高度化していく計画だ。システム運用の信頼性と効率性をさらに向上させ、一貫性と安心感のあるサービス体験を顧客に提供していくとしている。

ニュースリリース