埼玉県は、業務効率化を図るため、エクサウィザーズの自治体向け生成AIサービス「exaBase 生成AI for 自治体」とAI開発環境「exaBase Studio」を全職員に導入した。2024年11月21日、エクサウィザーズが発表した。7月にexaBase 生成AI for 自治体を、11月にexaBase Studioを導入し、生成AIを活用した独自のユースケースの創出に取り組んでいる。
埼玉県は、文書作成や要約、事業のアイディア出しなど、幅広い業務でexaBase 生成AI for 自治体とexaBase Studioの活用を計画している。エクサウィザーズグループは、exaBase 生成AI for 自治体の提供、利用者への生成AIの基礎講習の実施や利用促進サポートの提供、exaBase Studioを用いた生成AIのユースケースの創出の3つの業務を提供する。
exaBase 生成AI for 自治体は、高いセキュリティとコンプライアンス対応、独自の支援機能による生産性向上、希望に応じて国外リージョンも含めさまざまな生成AIモデルが選択可能な点が特徴である。exaBase 生成AI for 自治体のセキュリティ対応や自治体職員が使いやすい生成AIサービスである点、そして、exaBase Studioにより既存のシステムやデータをつなげることができる点などが評価され、埼玉県における導入に至った。