ジャロック、AIエージェント採用で営業変革 報告書作成8割減、受注率向上

2026年7月29日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ジャロックは、営業活動の自律支援に向けSalesforceのAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」を採用した。7月28日、セールスフォース・ジャパンが発表した。営業データの資産化とAI活用により、報告書の作成時間を80%削減したほか、受注率15ポイント向上などの成果を達成。情報共有の効率化と営業力の底上げにつなげている。

 物流機器の製造や販売、施工を手がけるジャロックは、ベテラン営業担当者の退職に伴うノウハウや顧客情報の消失といった「情報の属人化」を長年の課題としていた。2018年にSalesforceを導入して情報共有の基盤を整えたものの、社内確認の負荷や担当者ごとの成果格差が残り、蓄積したCRMデータの有効活用が新たなテーマとなっていた。

 同社はこうした課題に対し、CRMデータを基盤として知性を付与できるAgentforceの導入を決めた。2026年1月から機能を順次実装してきた。社長による全社員の日報へのコメントなどトップのコミットメントも寄与し、全社的なAI活用の定着が進んでいる。今後は営業部門にとどまらず、全社員の活動情報をSlackに集約した「AI管理職」の構築を目指す。

 導入後は、通話や商談記録の自動集約・要約、AIによる商談スコアリングと成功事例に基づくアクション支援、社内外に向けたAIエージェントの運用を行っている。これにより、報告書作成時間の80%削減や受注率15ポイント向上、商談化率5%向上といった成果が得られた。情報の属人化が解消されたことで社内コミュニケーションが迅速化し、営業担当者が顧客対応などのコア業務へ集中できる環境が整った。

 ジャロック代表取締役社長の斉藤力丸氏は、「蓄積してきたCRMデータがAgentforceによって活用できる知識になり、AIエージェントが商談を自律的にサポートしてくれている。受注率向上は成果の表れであり、今後は全社員がAIと共生するモデルをさらに深化させたい」と話している。

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