朝日機材、営業活動を可視化し外回り業務を効率化 AI画像解析で報告を自動化

2026年5月13日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

 朝日機材は、外回り・訪問営業に特化したAI搭載型営業支援サービス「UPWARD」を本格導入した。5月12日、UPWARDが発表した。営業DX基盤の構築により、現場情報の即時共有とモバイルワークを推進し、営業活動の質的向上を図る。同社は仮設資機材レンタル大手として知られ、現場データの蓄積と戦略的な活用を両立させる体制へ移行した。

 朝日機材は、建設現場向けの仮設機材レンタル・建設資機材販売・建築工事請負を中核とする建設関連資機材の総合サービス企業だ。同社では従来、外出先からの情報入力に制約があり、担当者が帰社した後に日報を作成する作業が大きな負荷となっていた。営業活動の報告は週に一度まとめて行われていたため、記憶に頼った作成による情報の抜け漏れや、多大な手間が生じていた。また、案件管理が各個人の裁量に委ねられていたことで、新規案件への再訪問や営業中の案件に対するアクションが遅れ、失注につながるケースも発生していた。

 こうした事務作業の負担軽減や活動管理の簡素化を目的に、2025年1月からUPWARDの活用を開始した。スマートフォンから場所に関連付けた情報を即座に共有できる仕組みを整え、移動時間を有効活用するワークスタイルへと変革。その結果、定量目標としていた活動報告数の増加を達成した。

 現在は最新の営業手法として、AI画像解析機能「AI Scan」を活用した取り組みも開始している。建築計画標識を撮影するだけで案件情報が自動で入力されるため、これまで手動で行っていた作業時間の大幅な削減につながっている。

 導入効果として、案件のマッピングや活動内容の可視化が可能になったことで、具体的な営業戦略の指示や売上管理を行うための情報基盤が整備された。現場での運用が定着したことを受け、同社はさらなる営業体制全体の効率化を推進する。

 朝日機材営業第二部部長の中尾有氏は、「これまでは報告作成に手間が生じ、アクションの遅れが失注につながることもあった。システム導入により活動報告に必要な情報が自動で反映されるようになり、営業管理全般において大きく貢献している」と話している。

ニュースリリース