PLAINER、SFAで商談管理の属人化を脱却 データ活用で事業成長を加速

2026年5月13日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 PLAINERは、商談管理の属人化解消とインサイドセールスの情報共有強化を目的に、ソフトブレーンが提供するCRM/SFA「eセールスマネージャー」を採用した。5月12日、ソフトブレーンが発表した。急増する案件への対応力を高め、データに基づいた戦略的な営業体制の構築を目指す。

 PLAINERは、BtoB向けのソフトウェアやSaaSのデモをノーコードで作成できるプラットフォーム「PLAINER」を展開している。契約前にプロダクトの操作性を体験できるサービスとして評価され、商談数が急増していた。しかし、従来のスプレッドシートによる案件管理では限界に達しており、複数の課題に直面していた。

 具体的には、案件のフェーズ管理や過去の失注理由の可視化が不十分で、インサイドセールスによる効率的な追客や掘り起こしが困難になっていた。また、個々の営業担当者の強みや弱みを客観的に把握できず、スキルと成果の偏りも大きな課題だった。

 eセールスマネージャーの選定にあたっては、現場の営業メンバーが迷わず入力できる直感的で分かりやすいユーザーインターフェースを評価した。また、CRM/SFAに求められる機能が網羅されており、ダッシュボードで数値集計を簡便に行える点も決め手となった。活動内容の蓄積により、個人の思考プロセスを組織の知見として共有できる再現性の高い管理体制が構築できることや、複雑なフェーズ進捗を一つのプラットフォームで可視化できる点も重視した。

 導入の結果、組織へのシステム浸透は速やかに進んだ。インサイドセールスにおいては、単なる活動結果だけでなく、どのような仮説を立ててアプローチしたかという思考のプロセスをログとして残せるようになった。これにより属人化を防ぎ、チーム全体で再現性を持った対応が可能になったことで、リードからの商談化率向上や失注案件の効率的な掘り起こしにつながっている。

 マーケティング面での効果も現れている。以前は感覚で捉えていた事業予測が、取得データを通じて正確に把握できるようになった。案件がどの業界や企業規模に偏っているかが可視化されたことで、マーケティング部門と連携した戦略立案が可能になった。メンバー個々のスキルも数値で見える化され、営業力の標準化に寄与している。

 PLAINERマーケティング部の角田昴哉氏は、導入前は案件急増に運用が追いつかなかったが、eセールスマネージャーはUIが分かりやすくスムーズに入力できるため、浸透が早かったと述べている。思考のプロセスをログ化できる点は非常に有効で、属人化を防ぎチーム全体に再現性を持たせることができたとしている。

 また、同社エバンジェリストの阿久津卓哉氏は、案件の偏りが可視化されたことでマーケティング側と連携して戦術を立てられるようになった意義は大きいと語る。今後は新メンバーがすぐに成果を出せる体制を強化し、メガエンタープライズ企業への導入拡大を加速させる。

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