日本財託は、immedioが提供するAIインサイドセールス「immedio」を導入した。5月8日、immedioが発表した。Web接客機能を活用することで、インサイドセールスの非稼働時間帯における商談獲得を自動化し、月平均7件の商談を安定的に創出している。
東京都新宿区に本社を置く日本電設資材は、中古区分マンションを対象とした不動産投資サービスを展開している。同社のインサイドセールスチームは平日11時から20時を稼働時間としているが、見込み顧客の多くは仕事終わりの夜間や週末に情報収集を行う傾向があり、この時間帯の機会損失が課題となっていた。資料請求後に離脱してしまう顧客に対し、最も熱量が高まっている瞬間にアプローチできる仕組みを必要としていた。
こうした背景から、同社は2025年11月より、非公開物件閲覧サイトにimmedioのWeb接客機能を導入した。サイトを閲覧中の顧客に対し、適切なタイミングでポップアップを表示して面談予約へと誘導する。導入にあたっては、タグ一行を設置するだけで日程調整からWeb接客までを自動化できるノーコードの操作性を評価した。
導入後の成果として、Web接客経由での商談化件数は累計で約40件に達している。特に夜間や土日の予約が集中しており、インサイドセールスが直接動かなくても商談を創出できる体制が整った。また、商談の質を高めるため、ポップアップの文言を「東京中古区分マンション」と具体化することで、検討物件のミスマッチを大幅に削減した。予約直後にインサイドセールスが即時フォローを入れる運用により、顧客のニーズを深掘りした上で営業へトスアップする流れも確立されている。
日本財託インサイドセールス部課長代理の及川瑞生氏は、顧客のタイミングに合わせて商談を生み出せる仕組みを構築できた意義は大きいと述べている。今後は、毎月約3万人のハウスリストへ配信するランディングページにもWeb接客機能を展開し、潜在的なニーズを持つ顧客へのアプローチをさらに強化していく。