日本生命は、インサイドセールス部門における活動解析の高度化を目的に、電話解析AI「MiiTel Phone」とAIビジネスアシスタント「MiiTel Synapse Copilot」を採用した。6月18日、両サービスを提供するRevCommが発表した。資料請求を行った顧客との通話対応を自動で記録し、生成AIを用いて会話データを分析することで、インサイドセールス業務の生産性向上と顧客満足度の向上につなげる。
日本生命は、生命保険を中心にアセットマネジメントやヘルスケア、介護、保育などの安心を提供する企業グループを目指しており、顧客一人ひとりの希望やライフスタイルに合致した提案を重視してきた。同社はさらなるサービス品質を高めるため、顧客とのコミュニケーションを可視化し、組織的に活用できる環境の整備が求められていた。そのために顧客対応の質的向上とデータ活用の高度化が求められていた。
導入したシステムは、インサイドセールス部門で資料請求をした顧客との電話対応時に活用する。蓄積された顧客の声を生成AIで解析し、一人ひとりの夢や不安に対応する最適なライフプランの提案やサポートに役立てる。また、解析によって得られたデータは今後のサービス品質向上や、新しいサービス開発の基礎データとしても活用し、顧客の声を起点とした改善活動のスピードを高めていく。
日本生命ネットワーク業務部担当課長の住吉祐哉氏は、「日本生命は顧客一人ひとりとのコミュニケーションを大切にしてきた。希望やライフスタイルに合ったサポートを行うことが我々の使命だ。今回の採用は、大切にしているコミュニケーションをさらによいものにするための取り組みの一環だ。対応を記録し、生成AIによる分析を活用することで、これまで以上に安心してもらえるサービスの提供につなげていく」と語る。
今回の取り組みにより、音声コミュニケーションをビッグデータとして蓄積し、活用できる環境が整う。日本生命は音声データを資産として捉え、営業活動の可視化や組織全体の生産性向上、コミュニケーションの最適化を加速させていく。