弁当チェーン「ほっともっと」などを展開するプレナスは、Works Human Intelligence(WHI)の統合人事システム「COMPANY」を導入する。パート・アルバイトを含め、2万2000人を超える従業員の人事・給与情報を一元管理するとともに、制度やプロセスの統一も進め、バックオフィス業務を広く効率化するという。5月23日、WHIが発表した。
従来、プレナスでは勤務形態によって異なる給与制度に対応するため、従業員情報を、紙や表計算ソフトなどを使いながら複数のシステムで管理していた。人事部は複数のシステムを手動で連携させる工数が膨らみ、その他の従業員も人事関連の申請に手間がかかっていたという。システム、制度、業務プロセスがいずれも複雑化し、運用負荷が増大したかたちだ。
これらの課題を解決すべく、人事・給与情報管理の一元化と制度・プロセスの統一を実行する基盤として、「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「CWSスマートデバイスオプション」の導入を決定。さらに、人事部だけでなく全従業員の作業工数最小化を計るために「COMPANY 雇用手続管理」「COMPANY 就労・プロジェクト管理」「就労モバイル勤怠」も採用した。
COMPANY製品群の導入により、人事部の業務時間の大幅な削減と、全従業員の人事関連の作業工数を圧縮できると見込む。さらに、COMPANYで情報管理を一元化することで、情報の活用も容易になるという。評価やスキルなど複数のデータを組み合わせて分析し、従業員の適材配置やスキル・キャリアアップの支援、業務負荷の分析に役立てることで、組織と個人のパフォーマンス最大化を目指す。
ニュースリリースURL
https://www.works-hi.co.jp/news/20240523