京都リサーチパーク、マクニカの支援で業務改善 DXプロジェクト本格化に向けた下地づくり

2024年9月9日08:55|ニュースリリース公開日 2024年8月30日|ニュースCaseHUB.News編集部
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 京都リサーチパークは、マクニカの共創サービス「Re:Alize」を採用し、業務改善につなげた。8月30日、マクニカが発表した。

 1989年に発足した京都リサーチパークは、全国初の民間運営によるサイエンスパーク(大学や企業の研究所などが集積する地区)。レンタルオフィス・レンタルラボの提供や起業家・スタートアップの育成、オープンイノベーション支援などを手がける。京都府、京都市の産業支援機関なども含めて520組織6000人が集積する新産業創出の拠点だ。

 同社は2020年からDXプロジェクトを推進しており、まずは下地づくりとして日常業務の改善に着手した。社内コミュニケーションツールの不足、紙ベースの業務運用、情報共有の非効率性など、デジタル化の遅れが課題となっていたが、業務フローの可視化や改善に取り組むリソースが不足しており、自社単独で取り組みを進めるのが難しい状況だった。そこで同社はマクニカのRe:Alizeを採用。マクニカはビジネスプロセスを可視化するとともに約120件の現場課題を収集・分析するなど、伴走型でDXプロジェクトを支援したという。

 Re:Alizeによるマクニカの支援を受け、収集した課題を整理して三つの主要な改善策に集約したことで、効率的な課題解決が可能になったとしている。また、現場の課題をデータ化し、経営層へフィードバックする仕組みを構築し、両者のスムーズな連携も実現したという。

ニュースリリース
https://www.macnica.co.jp/public-relations/news/2024/145887/