文具や雑貨を企画、製造、販売するfunboxは、カプセルトイの総合通販サイト「あミューズ」の不正検知を、かっこの「O-PLUX」に切り替えた。以前は、担当者1人が、毎日約3時間かけて、全件を目視で確認していたが、この作業が不要になった。10月16日、かっこが事例を公開した。
あミューズは、カプセルトイ(ガチャガチャ)の本体の販売とレンタル、カプセル商品の販売を手がけるECサイトだ。企業や自治体のイベント、地域の祭り、商業施設の販促、結婚式の演出など、利用の場面が広がり、注文数は年々増えている。決済の約6割は、クレジットカードが占める。
過去に、クレジットカード情報の大量の不正な試行(クレジットマスター)を受けたことがあり、以前から、他社の不正検知サービスを使っていた。ただ、管理画面が英語表記で、判定結果が出ても、理由まで分からず、全件を目視で調べる必要があった。担当者1人が、毎日約3時間を確認に費やし、運用のコストも高かった。
2023年に、ECシステムを「アラジンEC」に入れ替えることが決まり、アラジンECと標準で連携している「O-PLUX」を、紹介された。決め手は二つある。一つ目は、判定理由をひと目で確認できる点だ。二つ目は、アラジンECとの標準連携だ。API連携の実装はアラジンEC側がすべて行い、自社での追加開発の負担はほぼなく、導入がスムーズに進んだ。API連携の実装は、アラジンEC側がすべて行い、自社での追加開発の負担は、ほぼなく、導入がスムーズに進んだ。
O-PLUXを使い始めて、担当者1人が毎日約3時間かけていた目視チェックが不要になり、生まれた時間を、本来の業務に充てられるようになった。注文数が増える中でも、業務の負担を増やさずに、不正対策を続けている。
通販本部通販1部の有森氏と中川氏は「なぜその判定になったのかがひと目でわかるように表示されるので、とても使いやすい」と話す。EC市場全体で、不正利用の手口が多様化していると感じており、今後は、悪質な転売への対策を強める考えだ。また、現在は決まった数人でO-PLUXを確認しているが、不正対策の知見がないメンバーでも、「社内調査が必要かどうか」が直感的に分かる画面になれば、業務をもっと分担できるという。かっこは、管理画面のリニューアルを準備している。