ゴードン・マレー・グループ、IFS Cloudへの移行で事業拡大とイノベーションを推進

2025年9月8日21:47|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ゴードン・マレー・グループ(GMG)は、事業拡大とイノベーション加速を目的に、既存のシステム基盤をIFSのコンポーザブルなプラットフォーム「IFS Cloud」へアップグレードした。9月8日、IFSジャパンが発表した。IFS Cloudを活用して業務効率を高め、運営全体の最適化を図る。

 GMGは、自動車デザインとエンジニアリングの分野で世界的に知られる英国の企業。同社は、次世代スーパーカー「T.33」シリーズの生産を支援するデジタルトランスフォーメーション(DX)の一環として今回のアップグレードを決断した。今後5年間でのさらなる事業拡大を見据え、新モデルの発表に合わせた新部門への進出も視野に入れている。

 IFS Cloudは、産業用AIを組み込んだデジタル基盤として、リアルタイムでのデータ可視化や高度な意思決定を可能にする。GMGでは、サプライチェーン、財務、プロジェクト管理、製造業務などグループ全体の包括的な管理にIFS Cloudを活用し、チームがハンドクラフトの高性能車を届ける業務に集中できる環境を整える。

 今回のシステムアップグレードについて、GMGのCEOであるフィル・リー氏は「ゴードン・マレー・グループのイノベーションの旅における重要な一歩だ」と述べ、成長と共に進化するプラットフォームの必要性を強調している。IFS Cloudの持つスケーラビリティ、インテリジェンス、統合されたデータ基盤によって、設計する自動車と同じくらい先進的なオペレーションへと進化させることができるとしている。

 GMGは今後もIFS Cloudを活用し、継続的なイノベーションの道筋を追求していく方針だ。

ニュースリリース