日産自動車は、購買管理部において、BizteXの提供するiPaaS「BizteX Connect」を採用した。9月19日、BizteXが発表した。
日産自動車の購買管理部では、業務効率化のため、kintoneとMicrosoft SharePoint間の連携をRPAで自動化していた。しかし、RPAによる自動化では、ブラウザのUIアップデートによるシステム停止や、改修に時間を要するなどの課題を抱えていた。そこで、より安定したシステム連携を実現し、さらなる業務効率化を推進するためにBizteX Connectの導入を決定した。
BizteX Connectの導入で、kintoneとSharePointのAPI連携が可能となり、ブラウザのUI変更に影響を受けない安定したシステム連携を実現した。また、RPAで自動化していた2つの業務を1つにまとめることができ、処理の簡略化にも成功した。
日産自動車 共同購買本部 購買管理部の塩田氏は、BizteX Connect導入の効果について、「BizteX Connectを導入したことで、これまでRPAで自動化していた2つの業務を1つにまとめることができました。また、BizteX Connectを通じて、kintoneとSharePointがAPI連携されているためブラウザのUIが変更されてもシステムが止まることもありません。Google Chromeのアップデートに関係なくデータの連携ができるので、スムーズに動作し、とても助かっています」とコメントしている。