四国新聞社、統合ITモニタリング導入でシステム全体を可視化 障害の事前検知も実現

2026年7月3日11:58|ニュースCaseHUB.News編集部
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 四国新聞社は、デジタルメディア運用の安定稼働とユーザー体験の向上を目的に、統合ITモニタリング「WhaTap」製品群を採用した。7月2日、同ソリューションを提供するワタップ・ジャパンが発表した。インフラからアプリケーション、エンドユーザーのブラウザ側に至る一貫した監視体制を構築したことで、問題発生時の原因特定を迅速化し、プロアクティブな障害検知を可能にした。

 四国新聞社は、1889年に設立され、香川県高松市に拠点を置く新聞社である。香川県内の地域密着型ニュースを中心に幅広い情報を日々届けるとともに、近年では情報のデジタル化に対応し、「BUSINESS LIVE」や「四国新聞WEB朝刊」などのデジタルサービスを積極的に展開している。デジタル領域でのビジネス拡大に伴いWebサイトへのアクセス数が増加する中、多くの読者が日常的に利用するメディアサイトとして、安定したサービス提供と快適なユーザー体験の維持が重要な課題となっていた。

 同社では従来、既存の統合運用管理ツールを活用してネットワークやサーバーなどのインフラ層の監視を行っていた。しかし、サイトの高度化・複雑化が進む中でインフラ監視だけではシステム全体の把握が難しく、データベースやアプリケーション内部の処理、ブラウザ上で発生するパフォーマンス低下やエラーといったエンドユーザー視点での課題を可視化できない点が運用の壁となっていた。

 こうした課題を解決するため、同社はWebシステムの一部に「WhaTap APM(.NET)」「WhaTap DBモニタリング(SQLサーバー)」「WhaTap Serverモニタリング」「WhaTap Browserモニタリング」を導入した。これにより、インフラ層からエンドユーザーのブラウザ画面まで一貫して見渡せる監視体制を構築した。

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モニタリングの画面イメージ

 導入の効果として、主に4つの側面で運用改善が実現している。第一に、バックエンド領域の可視化によりシステム内のボトルネックを迅速に特定できるようになり、問題発生時の対応時間を大幅に短縮した。第二に、フロントエンド監視によってWebサイトの表示速度低下やエラーを事前に把握し、ユーザーからの報告を受ける前に対応するプロアクティブな障害検知が可能になった。第三に、エンドユーザーがアクセスしてから離脱するまでの過程を具体的なデータとして追跡・可視化し、サイト品質の継続的な向上を実現している。第四に、これらを通じたWebサイトの安定稼働が、メディアとしての信頼性向上に貢献している。

 今後も四国新聞社は、WhaTapによる迅速なトラブル対応と継続的な品質向上を進め、デジタルメディア運用を支える重要な仕組みとして機能させていく方針だ。

ニュースリリース