JR東京総合病院、全有償個室にビデオ通話端末を採用 患者と家族の交流を促進

2026年4月8日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 JR東京総合病院は、入院患者と家族をつなぐビデオ通話端末「ワンタッチ面会テレビ ソバニル」を全有償個室の81室に導入する。4月7日、同サービスを開発・提供するジェイアール東日本企画と東日本旅客鉄道が発表した。4月15日から運用を開始し、離れて暮らす家族とともに生活できるような入院環境の提供と、看護師の補助負担の軽減を目指す。

 同病院は、JR東日本グループの病院として運営されている。これまで2025年3月から一部の特別個室で先行してサービスを提供してきたが、さらなる利便性とサービス品質の向上のため、対象を全ての有償個室へ拡大することを決めた。

 ソバニルは、病院から患者と家族の双方に専用端末を貸し出し、病室と自宅を常時オンラインで接続するサービス。JR東日本の新事業創造プログラム「ON1000」から誕生したもので、高齢者や子供でも直感的に使えるよう操作性を追求している。画面上の「障子戸」をワンタッチで開閉するだけで通話が開始できるほか、照度センサーによって相手の部屋の明かり(消灯の有無)を障子の色でリアルタイムに再現し、家族を身近に感じられる演出を施している。

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ワンタッチ面会テレビ ソバニルの利用イメージ

 導入にあたっては、操作が容易なため患者自身で利用でき、オンライン面会に際して看護師が補助する業務負担を軽減できる点を評価した。また、医療スタッフと家族の接点が増えることで、電話に代わる新たな連絡手段としての活用も期待している。利用料金は個室の利用代金に含まれる形式で提供される。

ニュースリリース