JTBビジネストランスフォームは、ハンモックの統合型IT運用管理クラウドサービス「AssetView CLOUD」を採用し、IT資産管理システムの一元化を図った。9月19日、ハンモックが発表した。
JTBビジネストランスフォームは、2021年にJTBグループの5社が統合して設立された。統合以前は各社が異なるIT資産管理ソフトウェアを使用しており、管理の統一が課題となっていた。また、統合に伴い、社内外を問わずセキュアにIT資産を管理できる体制の構築も求められていた。
同社は、統合後のIT資産管理システムとしてAssetView CLOUDを採用した。分かりやすいGUI、柔軟なログ管理機能、タスクランチャー機能などが評価し決めた。また、従来のオンプレミス版AssetViewと同様の使い勝手と機能を有している点も決め手となった。
AssetView CLOUDの導入により、同社はIT資産の一元管理を実現した。クラウド化によりサーバー管理が不要になったほか、効率的なログ抽出が可能となり、業務負荷の軽減にも貢献している。
同社事業戦略部DX・IT戦略チーム DX・IT戦略担当マネージャーの八谷新一郎氏は、「IT資産管理において、インシデントの影響を最小限に食い止めることも重要ですが、そもそもインシデントを起こさせない、予知、回避できる仕組みづくりが重要です。今後も引き続き、AssetView CLOUDの導入により統一した環境を社内へ浸透させていく方針です」とコメントしている。