KDDI、知財・無形資産戦略を策定 事業収益への貢献と価値創造を具体化

2026年1月8日12:57|ニュースCaseHUB.News編集部
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 KDDIは、事業戦略と一体化した知的財産活動の高度化を目指し、知財・無形資産戦略を策定した。戦略策定の支援にあたっては、KPMGコンサルティングを選定した。2026年1月8日、KPMGコンサルティングが発表した。保有する知財やノウハウなどの無形資産を稼ぐ力の源泉として再定義し、中長期的な企業価値の向上とビジネスモデルの強化につなげたい考えだ。

 KDDIは、事業環境の激しい変化に対応するため、2030年に向けたビジョン「KDDI VISION 2030」を掲げている。その実現に向けた中期経営戦略では、サステナビリティ経営を根幹に据え、事業戦略と経営基盤の強化を推進してきた。特にESG関連の取り組みを強化するなかで、財務情報だけでなく、特許権やノウハウ、ブランドといった非財務の価値である無形資産をいかに収益に結びつけるかが課題となっていた。

 今回の戦略策定にあたり、KPMGコンサルティングはKDDIが保有する知財・無形資産の抽出と整理を実施した。具体的には、事業ごとに異なるビジネスモデルの特性を考慮し、事業の収益性への貢献度や事業間シナジーの有無など、複数の観点から評価を行った。これにより、同社が持つ知財・無形資産のポートフォリオを可視化した。

 可視化されたポートフォリオに基づき、ビジネスモデルの強化に資する資産のさらなる成長に向けた施策の仮説構築と検証を実施。核となる知財・無形資産がどのように循環し、価値を生み出すかというストーリーを具体化した。このプロセスを経て、全社および各事業部門における詳細な知財・無形資産戦略をまとめ上げた。

 KDDIは今後、策定した戦略に基づき、付加価値の高い商品やサービスの創出に向けた知財権の獲得や、無形資産の活用を加速させる方針だ。

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