KITTE丸の内、データ基盤にマイグルを継続採用 ランチ習慣化で顧客育成

2026年6月16日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 JPビルマネジメントが運営する商業施設「LITTE丸の内」は、データとAI、ゲーミフィケーションを組み合わせたギックスの顧客育成プラットフォーム「マイグル」を継続採用した。6月15日、ギックスが発表した。ランチ利用者をターゲットとした段階的なスタンプラリー施策を展開し、利用頻度向上余地の大きいライト層の継続利用と日常利用の習慣化を後押しする。

 KITTE丸の内には近隣のオフィスワーカーや観光客、週末の来館者など多様な層が訪れているが、従来は来館者の属性や利用実態を十分に把握できておらず、データに基づく効果的な施策設計が課題となっていた。そこで同施設は2025年12月から2026年2月にかけてマイグルを活用した先行施策を実施し、来館者データの可視化と顧客理解の深化に取り組んだ。

 その結果、来館者の中心が都内近郊のワーカー層であることや、月に4回以下しか利用しないライト層が全体の8割以上を占めていることが判明。このデータ分析に基づき、同施設は単に新規の来館者を集めるだけでなく、ボリュームの大きいライト層の利用頻度をもう一段引き上げ、継続的に利用してもらうための仕組みづくりが必要であると判断した。

 今回の施策では、参加者の手間を徹底的に排除するため、LINEヤフーが提供する「LINEタッチ」を新たに組み合わせて活用する。飲食店の店頭などに設置されたNFCタグにスマートフォンをかざすだけで簡単にデジタルスタンプを獲得できる環境を整備し、日常的なランチ利用者がストレスなく継続参加できる工夫を施した。

 具体的な取り組みとして、施設内の飲食店29店舗を対象とした「ランチめぐりスタンプラリー」を8月31日まで実施する。利用回数に応じて500円や1000円のクーポンを段階的に付与するチャレンジを設計。ゲーミフィケーションの要素を取り入れることで、顧客に楽しみながらリピートしてもらい、施設をより身近に感じてもらうきっかけをつくる。

 今後は、施策を通じて得られるオフラインの行動データや接触頻度などのデータを可視化・構造化し、さらなる行動変容の設計に生かす。データ取得から行動変容、再学習までを一体的に回す「Data-Informed型の顧客育成基盤」としてマイグルを運用し、中長期的な施設ファンの醸成とLTVの最大化につなげていく。

ニュースリリース