サンフジ企画は、運営する総合住宅展示場において、ギックスが提供するプラットフォーム「マイグル」の拡張モジュール「Mygru CRM for LINE」を導入した。4月28日、ギックスが発表した。マイグルで蓄積した来場者の行動データを活用し、個々の興味関心に合わせたコミュニケーションを強化することで、商談機会の創出を目指す。
サンフジ企画は、関東や甲信越を中心に70カ所以上の総合住宅展示場を運営する業界最大手だ。同社ではこれまで、来場者がどのモデルハウスに立ち寄ったかといった具体的な動きを把握しきれず、一律の情報提供にとどまっていた。ニーズに合わないメッセージ配信は再来場につながりにくく、営業機会の取りこぼしが課題となっていた。
今回のシステム導入により、来場時の回遊データやアンケート情報を活用した段階的なコミュニケーション設計が可能になった。特定のハウスメーカーに関心が高い層への個別案内や、検討段階に応じた最適な情報提供を、LINEを通じて実施する。また、場内のNFCタグにスマートフォンをかざすだけでスタンプが付与される「LINEタッチ」も併せて導入し、スタンプラリーへの参加を簡便化することで複数棟の見学を促す。
2026年4月からは「おうちづくりスタンプラリー」を開始し、取得したデータを活用して出展ハウスメーカーへの提供価値向上も図る。サンフジ企画 本社営業開発本部 リーダーの福島智裕氏は、行動データに基づいたコミュニケーションが可能になることで、再来場や商談へのつなぎ込みが期待できると話している。