ラキール、MAツールでホワイトペーパー活用とメルマガ配信を効率化

2024年12月5日01:36|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ラキールは、カイロスマーケティングのマーケティングオートメーション(MA)ツール「Kairos3 Marketing」を採用した。2024年12月4日、カイロスマーケティングが発表した。

 ラキールは、独自のプロダクトブランド「LaKeel」シリーズを展開し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するソリューションを提供している。2016年12月、当時少人数体制であったラキールのマーケティング部門では、業務効率化を図るためMAツールの導入を検討。数あるMAツールの中から、シンプルなUIで社員がすぐに使いこなせる点と、従量課金制で柔軟な利用が可能な点を評価し、Kairos3 Marketingの導入を決めた。

 ラキールは2021年に東京証券取引所マザーズ(現グロース)に上場し、事業が急速に拡大。マーケティングや広報活動の強化に伴い、広報・マーケティングGroupが発足した。Kairos3 Marketingを活用した施策の範囲や頻度も増加し、マーケティング活動をより効果的に展開できるようになった。

 ラキールではKairos3 Marketingを活用し、ホワイトペーパー配布による資料ダウンロードやメルマガ配信などの施策を実施している。ホワイトペーパーのダウンロード促進では、事例集とお役立ちコラム集の2種類を作成し、メルマガで紹介したところ、当初想定していた数件を大きく上回る10~20件のダウンロードを獲得した。

 メルマガ配信では、Kairos3 Marketingの操作画面に従って操作を進めるだけで配信設定が完了する。また、各画面から該当機能のマニュアルをすぐに確認できる点や、サポートへの問い合わせが容易な点も評価している。

 ラキールでは、メルマガの目的を「ファンづくり」と位置づけ、顧客との信頼関係構築を重視している。顧客にとって価値のある情報を、読みやすい形で提供することに注力するとともに、開封率向上のための工夫として、件名のABテストや未開封者への再送信なども行っている。Kairos3 MarketingのABテスト機能や再送信機能を活用することで、これらの施策をスムーズに実施できている。

 今後は、メルマガ開封者やスコアの高い顧客への適切なアプローチによる商談化を目指している。営業部と連携し、アポイント獲得目標達成のための活動も強化していく。

 さらに、顧客情報に企業属性や興味・関心に基づいたデータを付与することで、より精度の高いターゲティングを行い、開封率向上とシナリオ活用による効率化にも取り組む予定だ。これらの取り組みを通じて、顧客エンゲージメントを深化させ、質の高いリード獲得による事業成長への貢献を目指していく。 

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