ヤンマーディーゼルインドネシア、mcframe Xで2工場の業務基盤を共通化へ

2026年9月24日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 ヤンマーホールディングスのインドネシア法人であるPT. YANMAR DIESEL INDONESIA(ヤンマーディーゼルインドネシア)は、ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)のものづくりクラウドERP「mcframe X」を採用した。ジャカルタ・スラバヤの2工場で利用する基幹システムを刷新し、業務効率化と、工場別損益や製品別実際原価をタイムリーに把握できる体制の構築を目指す。B-EN-Gが9月17日に発表した。

 ヤンマーディーゼルインドネシアは、従業員591人を擁するヤンマーグループの東南アジア主要拠点だ。1972年に合弁会社として設立され、1973年に横形水冷ディーゼルエンジンの量産を開始した。2022年にはグループの農業機械製造会社を吸収合併し、同国における農業の機械化を牽引してきた。

 同社はジャカルタ・スラバヤの2拠点(2工場)で異なる基幹システムを利用しており、拠点間のデータ連携や経営判断に資するデータの取得に課題を抱えていた。

 こうした課題を解決するため、同社は基幹システムの刷新を検討し、mcframe Xの採用を決定した。採用にあたっては、エンジンと農業機械という生産形態の異なる2拠点の業務をカバーできる機能性を備えている点を評価した。製造機能が豊富で標準機能の適合率が高く、標準機能に合わせて業務を最適化するFit to Standardの手法により、2拠点同時のリプレースを短期間で完遂できる点も決め手となった。完全クラウド型で初期投資を抑制できるほか、セキュリティや継続的な機能強化の面も評価した。

 開発元であるB-EN-Gと現地法人のB-EN-Gインドネシアが連携し、日本と現地の双方から支援する体制を整えている点も選定を後押しした。インドネシア国内やヤンマーグループ内における導入実績に加え、導入から保守までの支援体制を備えている点も評価された。

 新システムの稼働により、製品や生産形態が異なる2工場で同一システムを利用し、業務効率化を進める。工場別損益や製品別実際原価など、経営判断に資する情報を迅速に把握できる体制の確立を目指す。

 ヤンマーディーゼルインドネシアのゼネラルマネージャーを務める野村馨氏は、「ビジネスセグメントが異なる2法人が合併した経緯から、2拠点(工場)が異なる基幹システムを利用する状況となっており、拠点間のデータ連携や経営に役立つデータの取得に課題を抱えていた。mcframe Xは製造機能が豊富で、Fit to Standardにより2拠点同時のリプレースを短期間で完遂できることから導入を決めた。データドリブンな意思決定を支える基盤になることを期待している」と述べている。

ニュースリリース