マルゴト、従業員ライフサイクル管理ツール「mfloow」導入 スプレッドシート管理から脱却

2024年9月10日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
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 人材採用支援サービスのマルゴトは、メタップスホールディングスが提供する従業員ライフサイクル管理ツール「mfloow(エムフロー)」を採用した。スプレッドシートによるタスク管理を脱却し、バックオフィス業務の効率化を実現したという。9月9日、メタップスホールディングスが発表した。

 マルゴトはオンライン採用代行サービス「まるごと人事」などを手がけ、主にスタートアップや成長企業の人材採用を支援している。札幌市に拠点を置くが、業務委託を含む約280人のメンバー全員がフルリモートで業務を行っている。

 従来、従業員情報や入退社手続きなどはスプレッドシートで管理していたが、プライバシー保護の観点から、手続きの種類や閲覧者ごとに必要な情報を整理したスプレッドシートを作成する必要があり、業務の属人化やミス、対応漏れのリスクを高める要因になっていたという。リアルタイムでの情報共有が難しいという課題もあった。社内はもちろん、PCのキッティングや発送を委託している会社や入社予定者などと必要な情報をセキュアかつスムーズに共有して手続きを迅速化できるソリューションの導入を模索していた。

 mfloowの選定にあたっては、タスクや進捗状況の一元管理機能、セキュリティを確保した上で社外と連携できる機能などに注目し、「社内外の連携が必要なバックオフィス業務に適した製品」(マルゴト)と評価。また、直感的に操作できるシンプルなインターフェースにより、委託先の担当者や入社前のメンバーなど、初めて利用する人でも容易に使いこなせると判断した。

 導入後は、mfloowのゲスト招待機能を使い、委託先企業の担当者や入社前のメンバーに必要な情報のみを共有し、セキュリティを担保しながら円滑な連携を実現しているとしている。また、同社では業務委託も含めて毎月10人ほどの入社手続きが発生するが、複数人の手続きタスクを横断的に確認でき、効率的に対応できるようになったという。

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複数人の手続きタスクを横断的に確認できるという

 さらに、リマインド機能やチェックリスト機能を活用することでタスクの抜け漏れを防止できるようになった。大タスクと小タスクを関連づけて進捗状況を一覧で確認できるため、担当者間での進捗状況の共有も容易になったとしている。

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