鉄建建設、MODEのIoT基盤で車両接近を可視化 交通誘導の負荷軽減

2026年4月15日09:00|ニュースCaseHUB.News編集部
x
hatebu

 鉄建建設は、施工現場におけるダンプトラックの運行管理の高度化を目的に、MODEが提供するIoTプラットフォーム「BizStack」を採用した。4月14日、MODEが発表した。車両の位置情報をリアルタイムに可視化し、現場への接近を自動で通知する仕組みを構築したことで、交通誘導業務の安全性向上と効率化を図る。

 鉄道建設や土木・建築事業を展開する鉄建建設では、掘削工事に伴う場外への土砂運搬において、ダンプトラックの運行管理が課題となっていた。従来は、交通渋滞などの影響で車両の接近状況を事前に把握することが難しく、誘導体制の整備や現場の人的負荷が大きな課題となっていた。

 こうした背景から同社は、現場データの統合・活用に強みを持つBizStackを導入した。BizStackは、現場のリアルタイムデータや既存システムのデータを一元的に統合し、AIを活用した直感的な操作による業務効率化や安全性向上を実現するIoTプラットフォームだ。

 構築した車両位置情報可視化と通知システムでは、ダンプトラックの位置情報を地図上でリアルタイムに可視化するとともに、現場周辺に設定した仮想境界線(ジオフェンス)を車両が通過した際に、AIがチャットツールを通じて自動で通知を行う。情報はPCやスマートデバイス、デジタルサイネージで共有される仕組みとなっている。

20260414_Tekken.png
ダンプトラックの接近通知のイメージ

 導入効果として、正確な位置情報に基づいた効率的な受け入れ態勢の構築が可能になった。これにより、第三者への安全配慮が強化されたほか、交通誘導員の身体的・心理的負荷の軽減にもつながっている。

 鉄建建設は本取り組みを通じて、人・設備・資材など多様な現場データの連携を強化し、業務のさらなる最適化を推進していく。

ニュースリリース