コンタクトレンズメーカー国内最大手のメニコンは、顧客満足度向上と業務効率化を目的として、コンタクトセンターシステムにNICEの「NICE CXone」を導入した。7月29日、NICEの日本法人であるナイスジャパンが発表した。
メニコンは顧客満足度向上と取引先との円滑な連携を担保する重要機能としてコンタクトセンターを重視しており、より柔軟かつ効率的なコンタクトセンター運営の基盤となるITソリューションの導入を検討。複数製品を比較検討し、NICE CXoneを選んだ。
NICE CXoneは、AIを活用したセルフサービスとオペレーター支援機能を備えたクラウド型コンタクトセンターシステムで、ナイスジャパンによれば、運用効率の向上、サービス速度の向上、顧客体験の向上、IT部門への依存軽減などの効果が期待できるという。メニコン カスタマーコミュニケーション部部長の三浦和行氏は「CXoneのAI/デジタルへの取り組みが(競合製品と比べて)優れていた」とコメントしており、CXoneを通じて先進テクノロジーの業務活用を促進できるという期待を滲ませた。
今回の導入はNTTコミュニケーションズがプライムSIerとして参画し、既存電話サービスに追加するかたちでCXoneの導入を支援した。CXoneの電話サービスはNTTコミュニケーションズのIPVoiceを採用しており、両社の協業をさらに加速させるという。