大手コンタクトレンズメーカーであるクーパービジョンは、サプライチェーンの強靭化を図るために、o9ソリューションズの提供するサプライチェーンプランニングプラットフォーム「o9デジタルブレイン」を採用した。10月1日、o9ソリューションズが発表した。
クーパービジョンは、1日使い捨て、2週間交換、1か月交換のソフトコンタクトレンズやハードコンタクトレンズなどを提供する。同社は、需要計画、供給計画、統合事業計画におけるエンドツーエンドの最適化んおために、o9デジタルブレインの導入を決めた。
o9デジタルブレインのサプライチェーンや営業、マーケティングなど組織内の情報の分断を解消し、サプライチェーンのすべてのプランニングプロセスを単一プラットフォームで統合できる点が評価した。さらに、このプラットフォームは、サプライチェーンの変動に対するリアルタイムな洞察や「もしも」のシナリオ分析を提供し、クーパービジョンがより迅速かつ的確な意思決定を行い、顧客サービスレベルの向上とキャパシティの最適化を実現も可能にする。
クーパービジョンのグローバルサプライチェーン バイスプレジデント ホゼ・ボニーヤ氏は、「クーパービジョンでは、AI技術を活用してプランニングプロセスを改善し、データに基づいた意思決定を行うことで、最終的にはお客様へのサービスをより良いものにしていきたいと考えています。現在のサプライチェーンの課題に対応するためには、プロセス全体およびエンドツーエンドの業務を、より包括的なアプローチで効率化することが重要です。o9デジタルブレインを活用することで、各部門間でのコラボレーションが促進され、より効率的に業務を進められるようになることを期待しています」と述べている。
クーパービジョンは、o9デジタルブレインの導入により、AI技術を活用したプランニングプロセス改善、データに基づいた意思決定、顧客サービスの向上、キャパシティの最適化などを実現し、サプライチェーンの強靭化を目指す。