日本酸素ホールディングスドイツ事業部門、OpenTextの電子請求書ソリューション導入

2024年9月25日15:27|ニュースCaseHUB.News編集部
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 Nippon Gases DeutschlandがOpenTextの電子請求書ソリューション「OpenText Active Invoices with Compliance」を採用した。9月20日、OpenTextが発表した。

 Nippon Gases Deutschlandは、産業用、医療用ガス会社の日本酸素ホールディングスのドイツ事業部門。同社は、2025年1月1日から実施されるドイツ国内のB2B取引における電子請求書の発行義務化に対応するため、OpenTextのソリューションを採用した。

 ドイツの電子請求書規制は、他の欧州諸国とは異なり、請求書の交換、報告について特定の方法が義務付けられておらず、電子請求書の承認された形式と、発行、受領に関する要件に重点が置かれている。そのため、Nippon Gases Deutschlandは、電子請求書に関する複雑な規制や業界固有の課題に対し、ナビゲーション、文書化、管理を確実に行い、透明性と法令遵守の両方を全体にわたって確保する必要があった。

 同社は、OpenTextのクラウドソリューションで、社内の税務、請求書発行チームに革新的なツールを提供し、電子請求書に関する複雑な規制や業界固有の課題に対し、ナビゲーション、文書化、管理を確実に行い、透明性と法令遵守の両方を確保できる。

 Nippon Gases Deutschlandの財務ディレクターであるStephan Keysselitz氏は、「OpenTextのような信頼できるプロバイダーと協力することで、法令を遵守しながらプロセスを合理化し、リスクを効果的に軽減する柔軟かつ包括的なソリューションを実装することができます」と述べている。

 また「OpenTextの専門知識と適応性の高い電子請求書ソリューションにより、ドイツの複雑な規制要件に対して確実かつ効果的な対応をすることができます。今回のパートナーシップは、法令遵守を担保するだけでなく、当社の請求書発行プロセスの効率性と信頼性を強化します」ともコメントしている。

ニュースリリース