Osaka Metroは、落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入し、10月1日から運用を開始する。9月24日、Osaka Metroが発表した。Osaka Metroは落とし物クラウドfindの導入で、これまで電話とメールで行っていた落とし物問い合わせに、LINEアプリを通じた問い合わせチャネルを追加する。利用者がLINEアプリに落とし物の画像を添付すれば、AIが画像を解析し落とし物の特徴を自動入力する機能を全国で初めて採用する。これにより、電話やメールよりも落とし物の特徴を伝えやすくする。
Osaka Metroでは、駅や列車内で発生する落とし物の問い合わせ対応を電話とメールで受け付けていた。しかし、電話やメールでの問い合わせの場合、落とし物の特徴を伝えるのに時間がかかり、正確に伝えられない場合があった。また、問い合わせの対応時間も限られており、利用者の負担となっていた。これらの課題を解決するため、Osaka Metroは落とし物クラウドfindの導入を決めた。
落とし物クラウドfindは、LINEアプリを使用したサービスで、AIを使用して落とし物の登録やデータベース化、落とし物検索ができる。落とし物問い合わせ時にLINEアプリに落とし物の画像を添付すると、AIが画像を解析し、登録されている落とし物と照合するため、落とし物の返還率向上につながる。
Osaka Metroは、落とし物クラウドfind導入で、利用者が「気軽に・いつでも・何度でも」問い合せができる環境を提供し、落とし物の返還率向上を目指す。また、問い合わせ対応の効率化を図ることで、職員がより質の高いサービス提供に従事できる時間を創出する。
ニュースリリース
https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20240924_otoshimono_find.php