キャンディルは、グループ各社の基幹システム連携を図るため、データ連携ツール「ASTERIA Warp」を導入した。2024年11月13日、パナソニック インフォメーションシステムズ(パナソニックIS)が発表した。
キャンディルは、グループ全体で販売、購買、在庫管理、債権管理などの基幹システムを運用している。しかし、各社が使用するシステムはパッケージやスクラッチ開発など異なる環境で構築されており、システム間連携が課題となっていた。従来はCSVデータでの個別対応やRPAによる一部自動化を行っていたものの、全体最適化には至っていなかった。
そこでキャンディルは、グループ会社全体で同一ライセンスを活用できるASTERIA Warpを採用した。選定理由として、ASTERIA Warpの機能性に加え、パナソニックISの充実した教育・サポート体制を評価した。
現在、ASTERIA Warpは社内システム間のデータ連携を担っている。キャンディルは今後、顧客を含む社外とのリアルタイムに近いデータ連携のニーズの高まりに対応するため、ASTERIA Warpの活用範囲を拡大していく。
キャンディルは、ASTERIA Warpの導入効果として、業務効率化とデータ活用の促進を期待している。キャンディルは、「現在、ASTERIA Warpには社内システム間のデータ連携を担ってもらっていますが、近年、お客様を含む社外とのよりリアルタイムに近いデータ連携を求められるようになってきております。メールを使ったファイル送付、先方のシステムへファイルアップロードなどにて対応していることが多いですが、作業量にも限界がありASTERIA Warpの活用によって負荷軽減を行っていきたいと考えております。」とコメントしている。