ダイハツディーゼルは、アドバンスト・メディアのハンズフリー音声入力ソリューション「AmiVoice Keyboard」を導入した。2024年11月19日、アドバンスト・メディアが発表した。検査記録のデジタル化により、業務効率の大幅な改善を実現した。
ダイハツディーゼルは、船舶用および汎用ディーゼル機関を製造・販売している。社内DX推進の一環として、検査記録の作業効率化を検討していた。従来は手書き・紙ベースで検査記録を管理しており、検査の非効率さが課題となっていた。
そこで、音声認識を活用したAmiVoice Keyboardを導入した。これにより、検査を行いながらExcelへのデータ入力が可能になった。さらに、マクロを活用し、規定外の数値入力を防ぐ仕組みを構築することで、データの信頼性向上も実現した。
他にも検査データをデジタル化したことで、情報の検索がスムーズになり、作業効率が大幅に改善した。また、既存の測定器を活用した音声入力が可能なため、優れたコストパフォーマンスを実現している。
ダイハツディーゼルは、今後さらに検査現場でのデジタル化を進め、他の検査場にも音声認識ソフトの導入を拡大していく予定だ。