ホンダモビリティランドが「Ticket Revolution」というチケット販売プラットフォームを採用した。2013年12月、富士通が発表した。
ホンダモビリティランドは、鈴鹿サーキットやモビリティリゾートもてぎを運営する企業で、自社のチケットプラットフォーム「Mobility Station」に「Ticket Revolution」を導入した。この新システムは、モビリティリゾートもてぎでは11月18日発売の「New Year HANABI」から、鈴鹿サーキットでは12月10日発売の「2024 FIA F1世界選手権シリーズ 日本グランプリレース」のチケット販売から運用が開始された。
導入の背景には、モータースポーツ業界全体で進められている環境負荷低減への取り組みがある。ホンダモビリティランドはサステナビリティ経営を推進しており、2030年にはカーボンニュートラルを目指している。この目標達成に向けて、業務効率化やお客様の利便性向上、データ活用によるマーケティング強化に加えて、環境負荷低減にもつながる電子チケット化を検討していた。
「Ticket Revolution」導入により、ホンダモビリティランドは業務効率化、顧客体験向上、環境負荷低減を実現する。チケット業務の一元管理、販売状況の可視化、データ分析によるマーケティング強化が可能となる。顧客は最短3ステップで購入でき、座席リコメンド、眺望確認などの新体験も提供される。チケットペーパーレス化で環境負荷も低減。ホンダモビリティランドは今後も「Ticket Revolution」を活用し、業務効率化、顧客サービス向上、環境負荷低減に取り組む。